Author Archives: jpsass

6月17日 日報 あえて土地を狭くした方が得になる。

先日、土地の測量に関して専門家と協議する機会がありました。その結果、一般的には不利とされる「土地の面積を小さくする」という決断を下しました。

今回は、なぜそのような一見すると「損」な選択が、結果的に「得」になったのか、その理由を2つのポイントに整理して記録しておきたいと思います。

課題:按分比例で分けると、将来の不利益が発生する可能性

測量の結果、土地を法律に則って按分比例で分割すると、以下の2つの問題点が発生することが判明しました。

  1. 隣地の建物による「越境」の発生 按分通りに境界線を設定すると、隣地の建物の一部がこちらの土地に侵入する、いわゆる「越境」状態となってしまいます。越境物のある土地は、将来の売買時に敬遠されたり、住宅ローンの審査で不利になったりするケースがあり、資産価値の観点から望ましくありません。
  2. 境界線が建物を貫通し、不明確になる 境界線が建物の中心付近を通過する案となっており、物理的に境界がどこにあるのか極めて分かりにくい状態でした。これは、将来的な管理や認識のズレによるトラブルを招くリスクをはらんでいます。

解決策:あえて土地を2平米小さくし、問題を根本から断つ

上記の課題を解決するため、私たちは「土地を理想の面積まで広げる」という当初の考えを捨て、「問題の起きない境界線まで土地を狭める」という逆転の発想でアプローチすることにしました。

具体的には、土地の面積を約2平米小さくすることで、

  • 隣地建物の越境を完全に解消する
  • 境界線を建物の外壁などに沿わせ、誰が見ても明確にする

この2点を実現し、将来にわたる憂いをなくすことを優先しました。

結論:土地の価値は「面積」という量だけでなく「質」で決まる

今回の件で学んだのは、土地の資産価値は、単純な面積(量)だけで決まるものではないということです。

  • 権利関係がクリーンであること
  • 境界が明確であること
  • 将来的な紛争リスクが低いこと

こうした「質」の高さが、不動産の価値を長期的に維持、向上させる上で極めて重要になります。目先の利益にとらわれず、本質的な価値を見極めることの重要性を再認識する、貴重な経験となりました。

6月3日 日報 ダブルチェックをすり抜ける。

清掃漏れが発生してまいました。

2日間にわけて、2社に依頼しているのですが、両方とも実施せず帰るというよくわからない事態。

何を考えたらそうなるのか。

今回みたいな自体を防ぐために2重の清掃費を支払っているのですが訳がわかりません。

「次世代育成支援対策推進法」及び「女性活躍推進法」に基づき「一般事業主行動計画」を策定しましたので公表いたします。

次世代育成支援対策推進法とは

次の世代を担う子どもたちが健やかに生まれ育つ環境をつくることを目的として、2003年に制定された法律です。国、地方公共団体、事業主、国民の責務を明らかにし、それぞれの立場で計画的かつ集中的に次世代育成支援対策に取り組むことが求められています。

一般事業主行動計画とは

企業が、子育てをしている労働者の職業生活と家庭生活との両立を支援するための雇用環境の整備や、子育てをしていない労働者も含めた多様な労働条件の整備などを行うため、または、女性労働者の活躍推進の取り組みを着実に前進させるために策定する計画です。

https://docs.google.com/document/d/18VqgtIEjSKXVNSYDw12J1Fr9Sm4bX7zW5_dJzDyW87E/edit?usp=drive_link

女性活躍推進法とは

女性が職業生活において、その希望に応じて十分に活躍できる環境を整備することを目的として、2015年に制定された法律です。国、地方公共団体、一般事業主それぞれ責務を定め雇用している、または雇用しようとする女性労働者に対する活躍の推進に関する取組を実施することが求められています。

https://docs.google.com/document/d/1RomDoB8g_2-s3rlvSDxP683ktIT_KKJrSSINQV67JoA/edit?usp=drive_link

5月1日 日報 収容人数はどこまで影響あるか。

今日は現在運用しているのについて更なる収益アップのためにいろいろ思考を巡らせていました。

よくあるアイディアとしてはを設置することサウナを設置すること。

もう一つは収容人数を増すために宿泊棟を加える事です。

サウナを設置するのが比較的簡単な話ではあるのですが、価格に対しての影響が正直よく分からないというのが本音の話です。

収容人数を増やすというアイディアもあるんですがこれは別の宿で13名まで泊まれるよという宿しているんですけれども実際くるのは4から6人ぐらいがアッパーということもあってあまり現実的ではないような印象を持っています。

結局収容人数とかサウナとか複合的要因で結果が出てくるからどれか一つでという結論を出そうとするのがもともと間違っているという考え方になるのが正しいでしょうけど、なんかしら結論を出さないといけない立場としてはちょっとこれだと寂しい。

あとは価格感度とか設定についてどの程度のアップ効果があるかという分析もできないのでどこまで費用対効果そして投下する価値があるかというのが考えられないこれもネックではあります。

ということで明確に数値化しづらい案件についてどのように取り組むかというのを悩んだという一日でした

4月14日 日報 エクセルと格闘

今日は顧客データと入居や物件の稼働日数に対してどの程度稼働しているかというためのガンチャートに近しい表を一生懸命作ってみました。

どのようになったかというとGoogleのスプレッドシートに対して、タイムラインという機能があるのですがこれを利用すると日付別に横軸に自動的に入力されます。

データベースを書き換えるとさらに行数が増えていくのでタスクリストなどをいろいろ入れて行くとうまい具合にガンチャート式で表示されるようになりました。

トータルでは一時間半くらいかかっていて最初の簡単な部分はすぐ来たのですが、表示したくない所とか必要のない情報部分を限定して表示させるっていうところに対していろいろ関数を組むのに苦労していたところ。あとは並べ替えがうまく表示されていなかったのでどうやったらうまく表示されるかなということをいろいろ悩んでいました。

その辺も自分に対してどうやったらいいかを質問しながらやったら割と早くできました。

もしこれ全部自分で書いているともっともっと時間かかっていると思います。

これで外部のプログラムお月額数千円で導入しようかと言って色々悩んでいたところがだいぶ解消されました。

生成AIやスプレッドシートなどの進化は本当に速いのでついていけるように頑張りたいと思います。

4月5日日報 新しい流動性商品

インターネットの会社さんとお話ししていて債券を流動化してそれを投資家に販売することによって資金調達を行う。その利用者はその分の代金をこのインターネットの会社に支払うという方式の商品説明を受けてきました。

金利手数料自体が高いんですけれども、いや厳密には金利ではないので金利という表現は正しくないですね。利用手数料と言った方が良いでしょうか。

まあとは言え正確な言葉遣いと言うよりもみんなに理解してもらう方がいいと思うのでいいので手数料は今回金利として表現しますが大金利手数料としては5%から8%程度でしょうか。

それである程度融通効かせた資金調達ができるということなのでこれはかなり使い勝手がいい。

期間は最大10年

物件購入費用としては使えないんですけども建築費用やリフォーム費用としては使えるので場合によっては新築の方が晴れがいいというパターンです

ひとまずはあまり深く考えずにその場ほんと理解することだけにフォーカスしていたのですが、帰ってきて落ち着いて考えてみると結構えげつないなと。これはいい意味でです。

ということで何ができるか色々整理して新しく仕掛けていきたいと思います

4月4日日報 これからの採用の主流を考える

先日はスポットバイトの会社さんと打ち合わせしました。

内容はスポットバイト利用しませんか。またそこから長期採用につなげませんか。という話です。

これだけだと大した話に聞こえないかもしれませんが、これまで大きく変わってくるなと感じるところとしましては採用面接の先に業務を実際に体験するというのが先行するというところがこれまでと大きく変わるところです。

つまるところ働く人としてもどんな職場なのかよくわからない、雇用する側から見てもどんな人かよくわからないというままで仕事してないと分からないということは多々あるかと思います。

その中でスポットバイトとして何回か来てもらうことによってどんな人がある程度分かった上で雇用に繋げると。

1回働くなると短くて2 3時間長くて5時間から8時間ぐらいでしょうか。

まあそれだけ働くと採用面接30分するよりよっぽど長い時間いるわけですからどんな人かというのも大なり小なりに見えて来るというもの。

言うならば30分面接じゃなくて5時間から8時間の長期面接と考えてもいいかもしれません。

長期面接という視点で行けば30分より8時間の方がより見抜くには適しているでしょう。

ということで今後はこのような形式の採用プロセスが増えていくのではないかというところで感じた一日でした

4月3日日報 業務習得が進んできた。

本年度から始まっているマンスリー事業の各自の業務習得状況は相当良好になってきたと感じています。

先月から入った人はいるのですがそれ以外の人は概ね一人で最後までやれるような状態です。

みんな習得速度が速くてとても助かります。

最初のうちはきまっていないことが多すぎてルールを決める作業が大半です。

最初の大きな方向性や考え方や基本理念というのは会社の社長しか作れないようなものだと感じています。

ただそこから先のこまごましたようなルール作りであればできる限り従業員が自発的に作ってもらえるような体制をやりたいと思います。しかしながらこれは本人の資質によるものなのかルールを作ってもいいという体制作りの方に問題があるのかこれはどちらがウエイトが大きいのかというのをちょっと夕方考えてみました。

本人の資質というところは無視できない要素であり性質的な要素が非常にあるのでこれは必ず考えるべきポイントだと思っています。

とは言えルール作りをしてもいいという制度自体がはっきりしないと役割分担がはっきりしないためどこまで決めていいものなのかというのが分からないという原因で決められていない可能性も考えられます。となればやはり代表としてやるべき仕事としては本人の権限の反映を明確化してどこまで決めていいかというのをはっきりと権限委任をすることなのではないかとそのように考えた午後でした。

3月13日 日報 布団が盗まれた

今今日現場の清掃から来たのが布団が盗まれたという報告です。

確か昨日泊まったのは外国人のはず。

商品自体はイケアで買っているお布団なのでべらぼうに高いというものではない。

年間通じて使えるような標準的なやつで特段生地が厚いとか薄いとかというような話はない。

持って行くということはそれだけ気に入ってもらったということなんでしょうけども結構かさばるなと思います

幸い布団は予備を少しだけ持っていたので問題は特に起こりませんが布団盗まれるんだなと言うことが初めて分かりました。

3月9日日報 宿の料金設定が奥が浅く深い

今日は深夜2時までホテルの料金設定をいろいろ設定していました。

料金設定の際は浅くも深いような深いような浅いようなという印象を受けます。

ある程度見てきて思った構成要素を上げていくと以下のようにまとまってくると思います

・直前割引

・先日付の割引

・季節性の変動要素

・祝日やお祭りなどの変動要素

・宿泊人数による変動要素

・現状の自社の稼働率とほかの施設の稼働率との差異

だいたいまとめるとこのくらいになると思います。

要素としてはそれほどの数ではないので簡単なようにも思えますが、二つ難しいなあと思うところがありまして、これらの項目をどれぐらいのウエイト付けで掛け合わせるのかという味付けの部分

細かな設定したときにデータに反映させるときの面倒臭さ。

この二つが問題点として立ちはだかる印象です。

最低価格を決めてしまってある程度放置するということも選択してあるかもしれません。

もしくは高級宿路線で決めてしまって一泊10万円以上というのを最低ロット稼働率はそこまで高くなくてもOKという戦略も一つかもしれません。

戦い方は色々ありますがひとまずある程度の稼働率を高めていこうという戦略で戦っているので現状はある程度安売りといいますか相場に引っ張られる印象はあります。

近くの宿で一泊30万みたいな高い宿もあるのでそういう戦略も一つかなと思いますが実際問題どのぐらいやるべきかというのは正直に悩んでいます。