11月12日日報 来年の宅建試験に向けて

自社内で宅建試験合格を目指していたものの不合格者がいました。

来年に向けて何をすべきかメモしてみます。

1,落ちた直後から過去問はやり込まない。

2,理解をより深める。

3,関連事項を整理する。

1、過去問をいまからピークに持っていくこと自体を否定はしません。

もっともいまは試験不合格がわかって比較的テンションが高い時期です。

そのままのテンションを保ったまま1年は過ごせません。人間なのでテンションは上がり下がりがあります。なので2と3に書くことを優先したほうがいいでしょう。

2、理解を深める。

試験前は余裕がありませんが、制度目的を考えたりすることは重要です。そしてそれは今のうちしかできません。来年の7月くらいからはもうできないので、今しかやれないことをやるべきです。

どうしてそのような制度を設計したのだろうかとゆっくり思案することです。

これを行うメリットは、試験当日でよくわかりませんという問題に遭遇したときに制度の目的から考えるとそのような結論に持って行くはずないよねというような考え方をすることができるからです。

単純に〇か×かという考え方や覚え方をしていると少し事例をひねられたり過去問をうまく変えられると対応できなくなってしまいます。

制度を作った方の思考をトレースできれば試験当日にこれどっちだろうというふうに悩むような選択肢があったとしてもおかしな結論に持って行くことはなくなってきます

本番は四択ですので、そのうち二足ぐらいは過去問から切ることができることが多いです。残った二足をどちらにするかというふうに悩んだ時に制度趣旨から考えてより合致する方を選択することが出来ますこれにより正答率が上がるでしょう。実際この方法で私は試験当日2問ほど悩む問題がありましたがどちらも正解に持って行くことができました。

3,各制度関係の情報を整理することも大切です。

整理が遅れがちなのが宅建士に対する制限と宅建業者に対する制限をごちゃまぜに考えてしまうことやひとまず記憶した消しておこうというふうになっている事例です。

試験も近いのでなかなか整理する時間もなかったと思います。

基本的に宅建士は会社に雇われて仕事をするという念頭においていますので、宅建業者に対する規制のほうが厳しいです。なので色々な書類を整備したり管理しないといけないというのは宅建業者に対して多くありますが宅建士に対しては比較的そのあたりが緩くなっています。

情報の整理が難しいという方もいらっしゃると思いますが最近は宅建関係のユーチューバーの方も多いのでそのあたりの動画を一通りみてみることをお勧めします。

自分がわかっていそうな論点だとしてもほかの人が解説が入ったり別の切り口で整備されているので意外と参考になったりします。

私が合格したときはまだそこまでその手のユーチューバーは大きくなかったのであまり見ることはできませんでしたが、いくつかの動画を見ることでかなり頭も整理されて一気に点数が上がりました。

30テンちょっとからなかなか点数が上がらない人は一度見てみる価値はあると思います。